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犯罪者インタビュー:「団地主婦売春サークルの女」に話を聞いてみた

どうもどうも、特殊犯罪アナリスト&裏社会ライターの丸野裕行です。

旧知のネタ元から「珍しい女がいる」と電話が入ったのは先日のこと。話を聞いてみたところ、ネタ元が語った内容は僕の想像をはるかに超えていました。

なんとその女性は、大阪の中心地・H区にある市営団地の主婦たちの中で売春サークルを取りまとめているというのです。

今回は、主婦売春の親玉であるユウリさん(27歳)に、サークルの内実について話を聞いてきました。

<※写真は全てイメージです>

丸野(以下、丸)「どのような主婦の方々が所属しているのですか?

ユウリさん「そうですねぇ、夫婦ともども無職の家庭生活保護受給、母子家庭なんかの主婦が所属してるね。団地全体の20~40代までの子たちが、その日の生活費を求めてカラダを売ってますわ

丸「家賃はいくらくらいなんです? どんな感じの女性が多いですか?

ユウリさん「家賃は収入によって変わってくるけど、だいたい2DKで2~3万ちゃう? うちに所属しているのは、倖田來未や安室奈美恵の熱狂的ファンのヤンキーが多い。ウチの団地には、A、B、C、D棟って4つあるんやけど、住んでる家族の奥さんたちはみんなやってる」

丸「どんなキッカケでこのサークルって誕生したんでしょうか?」

ユウリさん「ウチらって、子育てとかも協力してやってるから、先輩が言うてたけど“コミュニティ”なんやって。実際に、仲間といると何でも乗り越えられるって感じがするわ。ウチらは、手作り料理を持ち寄って月1回は食事会やってるし、週に2回は家飲みやったり、共同生活みたいなスタイルで暮らしてるもん」

丸「結束が固いんですね

ユウリさん「鍵を貸すとか当たり前やし、お互いの家の年収まで知ってるもん。審査の甘いサラ金とか闇金の情報も共有し合ってる。ウチらって、なんでも分け合ってどんなこともチカラ合わせてるのよ」



丸「相互依存の度合いが強いコミュニティーが形成されているんですね」

ユウリさんは?

意外に古典的なテレクラが有効

丸「えっと、各棟によって派閥とかはあるんですか?

ユウリさん「みんな別の方法で援交しているんやけど、よその縄張りでは場荒らしてはアカン。だからみんな守ってるねん。棟別では【A棟(平均年齢28才妻多し)出会い系サイト】、【B棟(若いヤンママが多い棟で平均年齢は23才)SNS】、【C棟(デリヘル、ホテヘルなど現役風俗嬢を含む30代人妻多し)店舗からの紹介、客への直売】、【D棟(30代後半~40代の熟女中心)テレクラ、ツーショットダイヤル】に分かれてる」

丸「買う側との出会いと交渉の方法が違うと、収益って変わってくるんじゃないですか?

ユウリさん「最近では、テレクラの売り上げがすごいみたい」

丸「熟練した売春女子たちが集結したD棟のやり方に押され気味なんですね」

妻たちの売春を黙認している亭主も……

ユウリさん「みんなの旦那の仕事が、鳶職とか建築屋とかガテン系の仕事やから梅雨の時期になると仕事がなくなったり、体壊したりしたら嫁が働かなアカン。ヒマ潰しに旦那にパチンコ行ってほしいやん

丸「よく尽くす女房の鏡ですね。しかし、まぁそんなに公然と売春を繰り返して、一緒に暮らしている旦那さんにはバレないんですか? ブランド物も買えるようになるだろうし、持ち物が派手になったり……。拾ったとかでは済まないでしょう

ユウリさんウチんところの旦那は知ってるよ。そんなん絶対バレるし、夜も家から出させてくれへんやん。仕事中は子供の面倒みてもらわなアカンようになるし」

丸「でも、いくら生活に余裕がないからといって、旦那さんが平然と妻に売春をさせたままというのも……」

ユウリさん「ウチらが稼いだら、旦那は中古のレクサスやら中古のベンツ乗れるやん。せやしなんにも言わへんよ。それに他の棟に車なんかで負けたないもん。子供にもヒスミニの服も買うてやれるし

丸「各棟でお互いに張り合っているんですか?」

ユウリさん「D棟のババアが中古のベンツ買ったら負けてられんから、ウチもクライスラーの300C買うねん」

丸「すごくたくましいですね。でも、子供とかできたらどうするんですか?」

ユウリさん「そんなんすぐ堕ろすよ。もし、旦那との子供か客の子供かわからんようになったら、旦那と籍抜いて、母子手当の申請するから大丈夫。ウチももう1人堕ろしてるから。それからは、ピル飲むようにした。あれ飲むと太るからホンマ嫌やねんけど……

いかがでしたか。

彼女は最後に「これは環境がそうさせたものだ」と言いました。離婚経験者であるバツイチママの近くにいると、自分自身も旦那とケンカしたときに「別れたらええわ、何とかなるわ」という気になるそうです。

売春をやる奥さんと仲良くしてると、自分も「遊ぶお金ほしい、ウリやろう」と思ってしまう。まるでオセロのように見事にひっくり返るというのです。

ここまでくると、売春を愉しんでいるとしか思えません。別れ際の屈託なく笑う彼女の笑顔に、僕は戦慄すら覚えました。

(C)写真AC

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プロフィール

丸野裕行

1976年京都生まれ、佛教大学中退。株式会社オトコノアジト代表取締役。ライター、作家、脚本家、イラストレーターとして雑誌や書籍に寄稿。発禁処分の著書『木屋町DARUMA』を遠藤憲一主演で映画化。Amazonで著書30冊以上出版、ガジェット通信ライター、『初めての不動産投資マガジン』編集長、京都No.1配布率のタウン誌『京都夜本』でコラム執筆中。文化人タレントとして『サンデージャポン』(TBS)、『ダラケseason14』(BSスカパー)、『じっくり聞いタロウ』(テレビ東京)、『EXD44』(テレビ朝日)、『雨上がりのAさんの話』(朝日放送)などのTV出演などで活動。


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