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<丸野裕行のシネマ辛口レビュー>『ペイバック』(’99/配給:日本ヘラルド映画)

Vシネに、メルギブソンが降臨!! しょっぱなから、メスを持つ手が震えるアル中赤ひげ先生の手術を受けるギブスンにしびれまくる!

たった7万ドルのために、命を懸ける男の意地がたまらない!

アメリカンギャングに、間抜けな刑事、胡散臭い闇の住人たち、暗黒街の新勢力・チャイニーズ、ヤク中、プッシャー、サドマゾetc…まともなワルは、メルギブソンのみ!! って、このこじんまりとした設定とノリ…まるで我が心のバイブル“東映Vシネマ”じゃないか!

バカじゃないの!こんなことに命を張るなんて!

なんで、ハリウッドスターがこんな世界観の中にいるの? リチャードスタークの原作に惚れこんで、映画化にこぎつけたという本作は、チープで変で銃撃ちまくって、攻め立てて、逃げ回って、リンチされて、血が吹き飛んで、ハードボイルドで、バカで、トンマで面白い!

ストーリーは単純明快。しがないながらに頭脳明晰な強盗のポーターは、相棒とシャブ中の女房に裏切られ、瀕死の重傷を負う。

復活したポーターは、逃げ回る相棒と女房を追い詰めるが、自分の分け前が大組織の金貸しに渡っていることを聞き、たった7万ドルの分け前のために、大組織に喧嘩を売るという、僕の大好きなチンピラの立ち話。

ここにあいつを巻き込みたいところだけど……

そこに、いろんな裏社会の住人が絡みまくってくるから面白い!

ここにダニートレホを巻き込みたいところだが、トレホはメキシコで大暴れ中なので、今回はパス!

これでもかとバカ騒ぎするメルギブソンを堪能したければ、男も女もバドワイザー片手に、傍らにモデルガンでも置いて、じっくり鑑賞すべし!

採点:★★★★★

作品データ

原題 Payback
製作年 1998年
製作国 アメリカ
配給 日本ヘラルド映画配給(日本ビクター=日本ヘラルド映画提供)
上映時間 101分

 

他の映画レビューはコチラ

『ファンハウス惨劇の館』(’81/配給:ユニバーサル=CIC)

『黒いドレスの女』(’87/配給:東宝)

『実録・安藤昇侠道伝 烈火』(’02/配給:東映ビデオ)

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プロフィール

丸野裕行

1976年京都生まれ、佛教大学中退。株式会社オトコノアジト代表取締役。ライター、作家、脚本家、イラストレーターとして雑誌や書籍に寄稿。発禁処分の著書『木屋町DARUMA』を遠藤憲一主演で映画化。Amazonで著書30冊以上出版、ガジェット通信ライター、『初めての不動産投資マガジン』編集長、京都No.1配布率のタウン誌『京都夜本』でコラム執筆中。文化人タレントとして『サンデージャポン』(TBS)、『ダラケseason14』(BSスカパー)、『じっくり聞いタロウ』(テレビ東京)、『EXD44』(テレビ朝日)、『雨上がりのAさんの話』(朝日放送)などのTV出演などで活動。


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