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【新連載ルポ】全国のホームレスを救え!『ホームレス脱出大作戦』第2回

こんにちは!超社会派ライターの丸野裕行です。

誰も手をつけてこなかったタブーに挑戦するために、前回スタートしたホームレス救出ドキュメンタリー!

ホームレス男子でも、しっかりと地に足の着いた仕事ができるだろうかと京都夜本さんご協力の元、企画したのが、禁断の果実【ホームレス救出大作戦】!

 

前回の『ホームレス救出大作戦‐第1回‐』は コチラ

 

彼らは、自分に甘く、他人に厳しい人生を送り、自分自身を甘やかすことしかしていません。
しかし、それを無理やりに矯正して、一人前、いやリッチマンになるような働く男に育てあげようと思っています!

本当にダメな西成・釜ヶ崎

前回は、ほどよく熟成されたホームレスオヤジを捕獲すべく、大阪・西成あたりへ足を延ばしました。
生きながら半分死んでいる街には、ボロキレになったような爺さんばかりが……。

『バイオハザード』のラクーンシティをうろつくゾンビのようにあてもなく、ワンカップ片手に徘徊。

どう考えても、“まともに働く”という意味を教えるだけで2年くらい労力がかかりそうなので、ちょっと優秀なホームレス(ちゃんと自分の名前くらいは書ける人)を求め、“淀川河川敷”へとむかいました。

そこには、勝手に切り拓いた農園が広がり、自給自足の精神が根付いています。ちょっと目をやると、“大根”と何とか読める不自由な文字が……。“額に汗して働くこと”の意味くらいは分かってくれそうですね。

文化的な生活を送る淀川河川敷

早速、この桃源郷に住む自由人に声をかけてみようと思います。それにしても、どこからか無断で引いてきた電気でもあるのか、ガラケーをいじっているオヤジなども目につきます。なかなかの文化レベルですね、これは。

まずは、ブルーシートで作られた夢のマイホームに住む50がらみの男に声をかけてみます。

自宅の縁側(家自体も縁側のようなものだが、テントのすぐそば)で昼食の準備をしているオヤジさんは、ラジオを聴きながら、拾ってきたのか買ったのかわからない、謎の干物をアテに紙パックの鬼ごろしを飲んでいました。男は黙って鬼ごろし。いやぁ、“漢”と書いて男ですね。

漁師でもないのに、ジャンパーの上にブルゾンを着込むというすごい厚着のオヤジさんは、無精ひげに白いものが目立つ渋い顔。ダンディーを絵にかいた北方謙三先生を10分の1にして、燻製にしたような乾燥した渋さです。名も知らぬ彼は、AMラジオの軽妙トークに笑顔をこぼしています。

ついに見つけた第一のターゲット!

「あのう、ホームレスの方にお仕事を紹介しているんですが…」

あぁ…? な、なんなんやぁ…、おまえ

「ええ、あなたにピッタリの仕事があるんですけど」

か、缶拾い?

「すごいお金を掴んでみませんか?

お、お金? くれんの?

「高収入のお仕事で人生を大逆転してみませんか?」

はへ?

この男は、果たしてリッチマンへと変貌できる逸材なのだろうか?

乞うご期待!

≫≫次回『いきなり怒り出すジジイのクセがすごい』に続く!

(C)写真AC

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プロフィール

丸野裕行

1976年京都生まれ、佛教大学中退。株式会社オトコノアジト代表取締役。ライター、作家、脚本家、イラストレーターとして雑誌や書籍に寄稿。発禁処分の著書『木屋町DARUMA』を遠藤憲一主演で映画化。Amazonで著書30冊以上出版、ガジェット通信ライター、『初めての不動産投資マガジン』編集長、京都No.1配布率のタウン誌『京都夜本』でコラム執筆中。文化人タレントとして『サンデージャポン』(TBS)、『ダラケseason14』(BSスカパー)、『じっくり聞いタロウ』(テレビ東京)、『EXD44』(テレビ朝日)、『雨上がりのAさんの話』(朝日放送)などのTV出演などで活動。


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